平成19年の書類偽造事件

空けましておめでとう 【お役立ち情報満載】ブログ

平成19年の書類偽造事件

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

空けましておめでとう
さて平成19年の4月頃に弊社、契約のお客様が売主による建築確認の偽造により、売主と戦った事件がございましたが、結果をご報告致します。

まずお客様から強く白紙解約の申し出があり解約し、手付金を戻してもらう段取りをしました。しかし、残念ながらお客様が直接に売主と交渉を開始しまして、弊社がお金のやりとりに口を出せなくなってしまいました。(正式に契約を解除したことにより、弊社との媒介契約も解除となり、お客様が直接交渉を出来るようになった為、ご依頼なしには動けなくなり第三者となってしまった。)

売主の口うまい交渉にのり、前回も弊社を仲介に入れた正式な契約とは別に売主に床暖房をサービスするとのトークで別契約をして、お金を弊社に関係なく払ってしまった。という経緯がありながら、また売主にとって最大の敵となった弊社を抜いての交渉に応じてしまいました。

弊社は独自に売主を追い詰め事実上倒産に追い込み、お客様が以前契約した物件を任意売買という形で押さえ(現在、売主を変えて弊社にて販売中)、不動産会社としての機能を取り上げました。(売主が持っていた他の不動産は裁判所の差押さえにより競売で売却されました。)

実は弊社は差押さえをお客様の名前で出す準備があったのですが、売主の口ぐるまにお客様が乗ってしまった為、段取りが取れませんでした。

結局、お客様は1円もお金が返らなかった為、せめてものバックアップとして弊社が加入している団体の全日本不動産協会にお客様から売主と弊社に対して手付金を戻す訴えを段取りました。

形上は弊社も訴えられる相手になるのですが、事情調査や審議会にての弊社の今取引の内容と取引における書類の提出をし、おかしなところがなければ無罪放免になります。
当然、無罪放免です。

ただし今取引において売主は審議会等を当然ながら逃げ回りましたので、お客様の訴え通り契約にかかった手付金等が不動産保証協会から立て替えて戻る運びになりました。

ただ弊社を飛び越えてした別契約による支払金は戻りません。弊社が正式に仲介をその責任において行っていないからです。

半年以上かかってしまいましたが、弊社は協会や保証協会やその他たくさんのバックアップを持っています。色々なやり方や業者でお客様をお守り出来ればと思っています。

ちなみに弊社でお客様から頂戴致しました仲介手数料の半金は全額返還をし、金銭は頂かない事を打ち出して最後までやらせて頂きました。

一度媒介契約を頂き、依頼された仕事は最後までやりとげます。
お客様に非がなく、弊社にも非がなくとも最善をつくし、結果的に不動産購入が出来ない場合は無償ででもやりとげます。

今後このような事がないようさらに精進し、パワーアップをして行きたいと思っております。

どこにも負けないプロの不動産取引を目指します!!

頑張ります!!

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